認知症の人と共に生かす回想ワーク

去る2月28日、認知症の人と家族の会東京都支部の勉強会にお招きいただきました。今回のテーマは「認知症の人と共に生かす回想ワーク~パーソン・センタード・ケアをめざして~」です。

東京ボランティア・市民活動センター会議室に、30名近いの方が参加くださいました。パーソン・センタード・ケアの基本的な考え方を一緒に学んだ後、2019年英国よりお招きしてご指導いただいたシュワイツァー先生のRYCT(思い出を分かち合おう、今日を共に生きよう)についてご紹介し、創造的回想ワークの演習も一部体験していただきました。

子供の頃の春の遊びを思い出して話したり、描いたりするワークでは、皆さん生き生きと表現され、様々な思いを共有されたように見えました。参加者の方からは、「こうした活動の大切さをもっと広く知ってほしい」、「初め何も話すことがないと思ったけれど、話してみたら、次々と記憶が蘇って来て、自分でもびっくりしました」、「演習の前よりも、胸が温かくなった気がします。母にもやってあげたい」などの感想が聞かれました。

家族の会では、電話相談はじめ、コロナ下でも様々工夫を重ねながら、つどいやオレンジカフェなどの活動を継続して来られました。

世話人の皆様や参加者の皆様からは、学ばせていただくことばかりです。いつもありがとうございます!

 

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