5月18日特別講演会”在宅医から見た認知症パーソン・センタード・ケア”(ご報告)
去る5月18日、”在宅医から見た認知症パーソン・センタード・ケア”と題して、オンライン特別講演会が開催されました。今回は、先生の認知症パーソン・センタード・ケアに出会うまでの道のりから、日々の在宅医としての実践やチームアプローチ、海外の動向など、様々な知見をお話しいただきました。パーソン・センタード・ケアの歴史や変遷を振り返るとともに、今の時代の新たな課題を認識し、認知症を共にケアする社会を目指していくことの重要性を改めて教えていただきました。勉強し続ける姿勢が大事だと感じ、気さくな先生のお言葉に励まされ、うまくいかないことの多い現場を抱えている自分にも、大いに元気をいただきました。ご参加くださった皆様、有難うございました。
以下、アンケートより参加者の感想を一部紹介させて頂きます。
*在宅となるとやはり、地域を巻き込むことが大切だと思っています。誰もが生きやすい土地柄であればいいな、優しい街であればいいなと思います。 先生のような先生に出会えることが一番の財産だと思います。
*石原先生のお話から、パーソン・センタード・ケアの奥深さを感じます。同時に、石原先生の日々の関わりの積み重ねがこのような理論に基づいて、有機的につむがれてひとりの人の支援になるのかなあ、と思いました。
*介護職ですので つい何かできることはないかと考えてしまいますが、 待つことの大切さを教えていただきました。 その方のタイミングに合わせて動けるように準備しておきます