ご挨拶

パーソン・センタード・ケアの考え方が最初に日本に紹介してくださったのは、当時認知症介護研究研修東京センター長であった長谷川和夫氏であったとお聞きしています。2002年から、水野裕氏らにより、わが国への導入事業が本格的にはじまり、2004年認知症介護研究研修大府センターにて、英国から講師を招き、第1回のパーソン・センタード・ケアと認知症ケアマッピング(DCM)研修が始まりました。この研修の修了者が中心となって、パーソン・センタード・ケアについての勉強会が東京で2007年からはじまり、その考え方を少しでも多くの認知症ケア専門職や関係者に知ってもらい、現場や地域での支援に生かしていただきたいという思いで、当NPOは、2008年、有志10名により発足しました。
この12年間の活動についての詳細は、これまでの活動をご覧ください。

ビジョン:パーソン・センタード・ケアの推進

ミッション:共に学び、支え合う場づくり

チーム:本人、家族と共に多職種で

事業:5つの取り組み
パーソン・センタード・ケア推進のために、以下の事業に取り組みます。
1.各専門職や地域の方を対象とした、パーソン・センタード・ケアの研修・講座の開催
2.認知症をもつ人を含む高齢者の参加とQOL向上を目指した地域支援
3.DCMの導入・実践のための支援
4.パーソン・センタード・ケア推進に向けた研究・調査
5.パーソン・センタード・ケアに関する情報提供・交流促進

行動指針:VIPS
Valuing People:関わるすべての人が、尊重され、価値があると感じられるように行動します。
Individual Lives:一人一人の独自性を尊重し、夫々に応じたサポートを目指します。
Personal Perspectives:相手に聞き、その人の視点に立って考えたり、話し合ったりします。
Social Environment:互いに支え合い、成長し合えるような人間関係を育んでいきます。