BLOG

カテゴリ:研究関連

長期施設に必要な要件の改革(米国官報201507)にPCCが明記

2016.04.19

FR昨年NHKで放送された『認知症革命 最後までその人らしく』でも取り上げられた,米国の認知症ケア施設のガイドラインが示されているFederal Resister(官報)にアクセスできるようです。

バックグラウンド(Background) > 2. 主な規定の概要(Summary of the Major Provisions) の中の
包括的なパーソン・センタードなケアプランニング (Comprehensive Person-Centered Care Planning) (§ 483.21) *New Section* と新設されていました。

英語となりますが,パーソン・センタードなケアプランニングが重要とされているようです。

 

クリエイツかもがわHP日本では,水野先生の監訳による『認知症と共に生きる人たちのためのパーソン・センタードなケアプランニング』(クリエイツかもがわ)が出版されております。パーソン・センタードなケアプランを立案する方法が網羅されており,とてもタイムリーな内容と思います。

東京都作業療法士学会ワークショップ

2013.11.29

10月20日、東京都作業療法士学会のワークショップ、「その人のwell-beingを高めるために-認知症をもつ人への作業療法アプローチ-」を担当しました。当日は悪天候の中、40名の方に参加頂きました。1時間と限られた時間ではありましたが、パーソン・センタード・ケア、DCM、PALについてお話ししました。
Well-being に着目したアプローチの重要性をお話ししたかったのですが、十分でなかったかも知れません。話しきれなかった分は、研究会などで少しずつお伝えしていきたいと思っています。お越しいただいた皆さま、どうも有難うございました。

IMG_0373

IMG_0377

認知症早期発見のポイント

2013.10.04

先日,民生委員の方に認知症についてお話しをさせて頂きましたが,その中で「早期発見のポイント」についてご要望がありましたが,十分にご説明ができませんでした.この場をお借りして補足をさせて頂きます.

早期発見のためには,ご家族,地域の方のご協力は不可欠で,その上で以下の様なチェックポイントが提示されています.

◎家族がつくった 「認知症」早期発見のめやす(公益社団法人認知症の人と家族の会)
ご家族の方の経験から作成したリストとのことです.HPは,こちら
●もの忘れがひどい
□1 今切ったばかりなのに、電話の相手の名前を忘れる
□2 同じことを何度も言う・問う・する
□3 しまい忘れ置き忘れが増え、いつも探し物をしている
□4 財布・通帳・衣類などを盗まれたと人を疑う
●判断・理解力が衰える
□5 料理・片付け・計算・運転などのミスが多くなった
□6 新しいことが覚えられない
□7 話のつじつまが合わない
□8 テレビ番組の内容が理解できなくなった
●時間・場所がわからない
□9 約束の日時や場所を間違えるようになった
□10 慣れた道でも迷うことがある
●人柄が変わる
□11 些細なことで怒りっぽくなった
□12 周りへの気づかいがなくなり頑固になった
□13 自分の失敗を人のせいにする
□14 「このごろ様子がおかしい」と周囲から言われた
●不安感が強い
□15 ひとりになると怖がったり寂しがったりする
□16 外出時、持ち物を何度も確かめる
□17 「頭が変になった」と本人が訴える
●意欲がなくなる
□18 下着を替えず、身だしなみを構わなくなった
□19 趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった
□20 ふさぎ込んで何をするのも億劫がりいやがる

認知症介護研究研修東京センター 監修 『認知症地域ケアガイド―早期発見から看取りまで』ワールドプランニング (2012/05)
知り合いの看護師さんからご紹介頂いたのですが,完全にメモをとることができませんでした.抜粋です.
まずは,顔の見える関係を作り,具体的に生活支援や見守りの輪を作り上げていくことが大切.その上で・・・
認知症の早期発見のポイント
1.ひどい物忘れの兆候をみつける.
2.衣服の状況(いつも同じ服を着ていないか,身だしなみはどうか)
3.入浴の状態
4.家電製品や家の備品を使いこなせない
5.鍋焦がしの状態はないか
6.冷蔵庫の管理ができているか(賞味期限,カビなど・・・)
7.テレビの見方の変化はないか(画面を見ているだけ,筋が追えているか)
8.趣味活動の変化はないか
9.情緒の変化はないか(体調不良の訴えが継続するなど)
書籍は,こちら(Amazon)

その他に認知症総合アセスメント(DASC)や玉井顯先生(敦賀温泉病院 院長)も行動観察シートを作成されているようです.玉井先生は作業療法協会の講演会(無料)に登壇されるようですので(こちら),ご興味のある方は,是非.

山鳥先生の対談形式の書籍(認知症の「みかた」医学書院)の中で,「認知症というのは基本的に失語や健忘の診断などとまったく同じ水準で,行動的にみて社会で独立して機能できなくなるような状態になった人のことを呼ぶべき言葉で,テストで何点だからだめとか,失語や健忘がちょっとあったから,この人も認知症というのではない」(p19)と言われています.社会的な活動ができにくくなった状態にいち早く気づいてあげられるような家族や地域のつながりが求められている気がします.暫く振りに母親に電話してみようと思いました.

軽度認知症の方へのグループ活動 – コグニティブ・スティミュレーション療法の有効性について

2013.09.13

以前,Blogで紹介させて頂いたパーソン・センタード・ケアをコンセプトとした軽度認知症の方へのグループ活動CSTの論文が発表されました.この論文によりますと,週2回の介入で,認知機能(COGNISTAT,MMSE)が改善されたようです.英文にはなりますが,抄録はこちらからご覧になれます.

Yamanaka K, Kawano Y, Noguchi D, Nakaaki S, Watanabe N, Amano T, Spector A. : Effects of cognitive stimulation therapy Japanese version (CST-J) for people with dementia: a single-blind, controlled clinical trial, Aging Ment Health;17(5):579-86,2013.

 

お知らせ頂きました筑波大学の山中克夫先生,有難うございました.CSTに関する講習会などございましたら,お知らせください.楽しみにしております.

CSTのテキストなどは,こちらです.

日本認知症ケア学会に参加して来ました

2013.06.24

IMG_00676月1日-2日福岡市で開催された第14回日本認知症ケア学会大会に参加しました.当日は,なかなかお会いできない遠方の方にお会いできて良かったです.

今回はNPOから2題研究報告をさせて頂きました.
1)村田康子 他 : パーソン・センタード・ケアの教育ツール「スタンド・バイ・ミー」を試行して
この研究は,昨年5月にDawn教授来日の折,紹介されたDVDの教材「Stand by Me」(私のそばに寄り添って)が発端でした(DVDはウースター大学のHPより有償で入手できます).発表者の村田さんは,DVD映像と教材資料の素晴らしさに感動して,DVDの日本語スクリプトを短期間でおこして,それを通訳の中川さん(Dawnさんの講演会でもお世話になりました)に相談してチェックして頂きました.その後,Dawn教授の了承を得て(注:DVDと教材の開発はウースター大学と英国NHSの共同事業となっています),研究事業で使用させて頂いています.

抄録:

more

118新視聴覚教材第2版チラシ

118新視聴覚教材第2版チラシ
視聴覚教材ご案内動画 001

実践者のためのパーソン・センタード・ケア学習会Ⅱご報告

8月11日に「実践者のためのパーソン・センタード・ケア学習会Ⅱ」を開催しました。午前中は、磯岡氏より「認知症ケアマッピン...

実践者のためのパーソン・センタード・ケア学習会Ⅰ 7月15日開催 ご報告

スッキリとしない天候が続くなか、7月15日令和になって初めての「実践者のためのパーソン・センタード・ケア学習会」が始...

2019年 第2回実践交流のつどい ご報告

2019年5月18日(土)13時30分~15時30分にホワイエえこだにて、第2回実践交流会を開催しました。今回は...

新着コメント

2019.03.27

パーソン・センタード・ケアを考える会 第2回 実践交流のつどい ご案内

ご参加お待ちしています... by 西脇聡実

2019.03.26

パーソン・センタード・ケアを考える会 第2回 実践交流のつどい ご案内

第2回実践交流会に参加を希望します。... by 高木はるみ

2015.09.04

パーソン・センタード・ケアとは?

[…] ※参考※ ・NPOその人を中心とした... by 認知症介護の新潮流パーソン•センタード•ケアって? | 認知症オンライン

ページの先頭へ